加入するべき?!ペットの健康保険特集〜基礎知識から実際にかかる費用まで〜
ペット保険の基礎知識&実際の費用について
この記事を読むための時間:3分
ペット保険にご加入されていますか?
「実際に必要かわからなくて、加入するか迷ってる…」
「長い目で見たら貯蓄しておく方が良いのでは…?」
など、ペット保険について悩んでいる方も多いはず。
そこで今回はペットの健康保険について基礎知識から実際に支払う自費金額までご紹介します。
ペット保険に加入するか悩んでいる方はぜひ、参考にしてください。
目次
ペット保険とは?
ペット保険とは、大切なペットがケガや病気になったとき、また他のペットを傷つけてしまったときなどに適用されるペット専用の保険です。
基本的にペットの医療費は全額自費となるため、手術や長期の入院になると数万円〜数百万円かかることも予想されます。
ペットの治療にかかる費用ってどれくらい?
では、実際にペットの治療にかかる費用はどれくらいなのでしょうか?
今回は、犬の手術や治療にかかる費用をご紹介します。
※誤飲物や検査方法、内容によって差がありますので目安としてお考えください。
異物誤飲(いぶつごいん)の場合
たとえば、小型犬が小さなおもちゃを誤飲してしまい、手術で取り除かなくてはいけなくなった場合、診察代、手術費、全身麻酔、入院費などなど…全部合わせると約25万円ほどの出費が予想されます。
誤飲してしまった異物にもよりますし、手術をしなくても排泄から取り除けることもありますが、たった1度の異物誤飲でも高額な費用がかかります。
椎間板ヘルニアの場合
椎間板ヘルニアの場合は、進行具合にもよりますがMRIを撮らなくてはいけないため、診察台、手術費、全身麻酔、MRI、入院費などなど…全て合わせると約30万〜50万円かかる場合も想定されます。
ペット保険の3つの特徴
ペットの万が一の時に役立つペット保険ですが、一体どのような特徴があるのでしょうか?
これからペット保険のご加入を検討される方のために3つの大きな特徴をご紹介します。
① 費用を50〜70%負担してくれる
ペット保険は保険会社やプランにも異なりますが、かかった費用のおよそ50%〜70%を負担してくれます。
なので、先程の異物誤飲の場合で考えると、かかった費用は25万円ですがペット保険に加入していると約12万5千円〜7.5万円の支払いで済むということになります。こんなに軽減されるとかなり、助かりますよね。
② 掛け捨てタイプである
ペット保険は人間の保険のように「貯蓄型」ではなく、掛け捨てタイプがほとんどです。
ですから、ペットがずっと健康でいれば使う必要が無いのでもったいない!という意見もありますが、万が一に備えて加入する保険なので「安心料」としてイメージすると良いでしょう。
③ 保険会社によって加入できるペットの種類・年齢が異なる
ペット保険は保険会社によって、加入できるペットの種類や年齢などが異なります。
たとえば、10歳を超えたペットの加入はお断りされたり、爬虫類などのペットは加入できないなど、細かいルールや加入の審査基準が会社ごとで異なるので注意しましょう。
結果、ペット保険には加入した方が良い?
どちらでも構いません。
実際に、保険料を支払っているつもりで万が一のために貯蓄を選択する方もいますが、1歳で病気やケガをしてしまうことも考えらるので注意しましょう。
その際、あまりお金が溜まっていない状態で高額な請求を支払うことになってしまうので、
「いつ、どんなケガや病気になるかわからない」という考えのもと「ペット保険」が成り立っているということを考えて加入するかを検討しましょう。
ちなみに、私の愛犬は3歳の時に「子宮蓄膿症」という病気になり手術することに…。
請求された金額は20万円でしたが、ペット保険の70%コースに加入していたお陰で6万円の出費で収まりました。
保険料は年間に4万円のだったので足しても10万円得をしていることになりました。
まとめ
ペットの健康保険についてご紹介しました。
ペット保険は、基本的に掛け捨てタイプが多いため、もったいないと感じる方も多いですが、万が一の安心料としてご加入すると良いでしょう。
また、保険以外にも「腸内フローラ検査」や「アルバム作成」といったオプションが付いているプランもあったり、ペットについての悩みを相談することができたりと、保険以外にもペットの健康に役立つので、ぜひ再度、ペット保険を検討してみましょう。