犬が苦手な音
犬が苦手な〝音〟について
犬には苦手な音があるんです。
それは人間からしたら当たり前の音でも、犬からしたら恐怖を与える音に聞こえているかもしれません。
それは健康に悪影響が出てしまう場合もあるので、まとめてみました。
目次
犬の耳の良さ
昨日のブログでは嗅覚の良さについてお話ししましたが、犬は耳もとてもいいんです。
人の可聴域(聞こえる音の周波数の範囲)が16~20,000Hz(ヘルツ)なのに対し、犬の周波数は65~50,000Hzといわれています。
周波数が高いほど高音として聞こえますが、犬は人間が聞くことが出来ない高周波の音(超音波)まで聞くことが出来ます。
なので犬は人間が聞こえてない音も、普段から聞こえているのです。
犬が苦手な音
テレビの音
たまにテレビの中でインターホンが鳴って反応することはありませんか?
敏感なわんちゃんはテレビの音にも反応してしまうことでしょう。
雷の音や、雨の音、さまざまな音が聞こえると思いますが、わんちゃんからしたらトラウマを思い出すきっかけになってしまうかも。
テレビの音には少し気を遣った方がいいかもしれません。
ドライヤーの音
ドライヤーと言えば、わんちゃんからすればシャンプー後に使うものです。
水やシャンプーが苦手なわんちゃんからすると、ドライヤーの音はあの嫌な記憶が蘇るきっかけになってしまうかもしれません。
ドライヤーは音と共に風も吹いてくるので、より一層嫌悪感を抱く子が多い家電です。
わんちゃんとは別室でドライヤーを行う、ドアは閉める、小音の物を使う、など対策をとれるといいですね!
掃除機の音
掃除機の音は人間でも大きいと感じますよね。
それはわんちゃんも一緒で、不快感を感じる音になります。
小さいレベルで使用する、わんちゃんに掃除機を向けないように掃除の仕方を配慮するなど、工夫が必要です。
トラックや車のエンジン音
おうちの外で車などが発信しようとすると反応するわんちゃんも少なくないと思います。
あれは怖がっていたからなんですね。
犬が怖いと感じている時
こんな姿が見られます。
・そわそわする
・吠える
・逃げたり、隠れる
・ビクッと体が動く
こんな時はわんちゃんの気持ちに寄り添った行動をしてあげたいですね。
怖い音の克服方法
一度苦手になってしまった音はなかなか難しいかもしれませんが、こんな方法で慣れさせることもできます。
1 苦手な音を小さい音から聞かせる
2 クリアしたらご褒美(おやつなど)をあげる
3 段々音を大きくしていき、この方法を繰り返す
(怖がっていたら音をまた少し小さくする)
しかしこれで怖がっていたら無理に聞かせないでください。トラウマになってしまう可能性があります。
無理ない範囲で進めてみてくださいね!
まとめ
一般的に苦手な音をご紹介しましたが、人それぞれ個性があるようにわんちゃんにも個性があり、それぞれの苦手があります。
お家のわんちゃんがどんな音が苦手なのか理解して、お互い心地よく生活できるようにしていきたいですね。
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